― TITLE ―ハーレーの歴史を解説!創業120年の歴史をもつ老舗!

ハーレー

ハーレーと聞けば、バイクを乗っていない人でも聞いたことがあるほど有名なバイクメーカーですね。

世界中にファンが多く創業120年の歴史をもつ長い企業になります。

そんな、「ハーレーダビッドソン」の歴史についてご紹介したいと思います。

ハーレーが120年の歴史をもつ最大の魅力

「OHV方式 空冷45度、Vツインエンジン」これこそが、ハーレーの所以になります。
ハーレー=「エンジン」が最大の魅力と言って良いと思います。

そんな魅力的あるエンジンがどのような歴史を得て開発されていったのかご紹介します。

ハーレーダビッドソンの歴史

創業120年のハーレーは、1901年からスタートします。

当時二十歳であった、「ウィリアム・ハーレー」と幼馴染の「アーサー・ダビットソン」は、ダイムラーが開発した「エンジン付きモーターサイクル」に魅力を感じ、自分たちでも原動機付自転車の開発に取り組むことを決めます。

小さな小屋で2年間開発を進めている中、アーサーの兄「ウォルター・ダビッドソン」に1つの約束をします。

「結婚式で街に帰って送るときに、俺たちがこれから完成させるモーターサイクルに乗せてやる」

それを聞き、ウォルターも一緒に開発を進めたくなり、3人で原動機付自転車の開発が進みます。

1903年ついに第一号完成

ついに、ハーレーとダビッドソン兄弟は第一号を完成させましたが、近くの丘すら登れない失敗作でした。
改良を進めていき、モーターサイクルカンパニーとして徐々に知名度を上げていきました。

1906年に自社初の工場を設立!

設立後、約50台のモーターサイクルを生産。
工場設立前までは、家の裏に建てられた小さな小屋で部品を製造していたそうです。

ちなみに、現在この時に作られた工場の跡地には、ハーレーダビッドソンの本部があります。

1907年に正式に「ハーレーダビッドソンカンパニー」を創業

創業とほぼ同時に、ダビッドソン兄弟の長男であった「ウィリアム・A・ダビッドソン」も加わります。

ここから「ウィリアム・ハーレー」の革新的なアイディアで飛躍的な進化を遂げていくことになります。

1909年に新エンジンの開発

45度 V型2気筒エンジンの「Model 5D」が完成!
通称:Vツインエンジン

今までは、単気筒エンジンのシリンダーが1つのモデルが多く、排気量も少なくパワーも小さい製品しか作っていなかったハーレーでしたが、Vツインエンジンの開発で、単気筒エンジンの倍のパワーを生み出すことに成功

当時のスペックと現在のバイクスペックを比較

当時 現在
排気量 810cc 883cc
馬力 7.2 55

排気量が高くても、馬力が全然無いのが分かります。
しかし、当時としては非常に高性能であり、画期的なエンジンとされていました。

この45度Vツインエンジンこそが、ハーレーの魅力につながる

ハーレーのエンジンの「振動が好き」という方も多いのではないでしょうか?

実はこれ、「45度Vツインエンジン」だからこそできる振動なのです。

単純にシンプルな設計として「パラレルツイン」という方法もあるのですが、不快な振動が多いというデメリットがあり、
それを抑えるために「Vの字」にしています。

そして、振動をほぼ0にすることができる「90度Vツイン」という方法もあります。
※ドゥカティのエンジンがまさに90度Vツインです。

ハーレーは、あえて45度という方式を取り、見た目もかっこいいフォルムと独特な振動を生み出すことに成功しました。

これが現在ハーレーの振動が好きという人を虜にしている要因です。

1911年にModel 7Dを開発

小型で高性能エンジンが完成。排気量も1,000ccに上がりますます売り上げが伸びていくきっかけができました。

1917年には軍用のオートバイを開発

売上が伸びていくことで、知名度が上がり「アメリカ軍」から戦争中に約1万5千台のオートバイをハーレーダビッドソンから購入。

これをきっかけに、アメリカ国内だけでなく海外にも知られる存在として成長します。

この頃から、色々なオートバイレースにも参戦するようになり、数々の優勝をすることで、より一層ハーレーダビッドソンの売上が伸びていきました。
ちなみに、この頃ハーレーは周囲から「Wrecking Crew(壊し屋)」と呼ばれるほどでした。

1920年には世界67ヵ国にディーラーを持ち、1929年には当時の最新技術を詰め込んだ「Flathead Vツインエンジン」を導入

1929年に世界的な大恐慌により、ハーレーダビッドソンの売上激減

売上台数21,000台から3,703台(1933年)にまで落ち込みました。
それでもハーレーはエンジン開発を止めることなく新たなエンジンを生み出します。

1936年に「ナックルヘッド」が誕生

ナックルヘッドエンジンと言われば、聞き覚えのある方が少し多くなるのではないでしょうか。
今から、約86年前に開発されたエンジンが現在でも現役で走っているとなるとすごいですね。

このナックルヘッドエンジンは、Flatheadエンジンの倍のパワーを生み出すことに成功し、飛躍的な進化がなされたエンジンです。
※ナックルヘッド=握りこぶしのような形から由来がきています。

このナックルヘッドの機構が現在のエンジンの基礎ともなり、開発がどんどん進んでいきます。

1957年から大排気量ではなく、排気量が少なく軽快な走りを求め、ここからスポーツスターシリーズが生まれます。

1969年にアメリカン・マシン&ファウドリー社(AMF)に買収される

1960年代に入ると、ハーレーダビッドソンの経営面での脆弱性が露見し、買収されてしまいます。
AMF社傘下で新たな工場を建設し、ニューモデルを開発していったのですが、効率を求める生産のため品質が低下してしまい、ストライキが起こるまで事態が悪化します。

1977年に再度独立をするために「ローライダー」を発表

これをきっかけに、ハーレーのブランドイメージが少しずつ回復していき、有名人である「エルヴィス・プレスリー」「マーロン・ブランド」などがハーレーを愛車として所有。

さらに、映画「イージーライダー」でチョッパースタイルのハーレーが登場し、瞬く間に人気を取り戻していきます。
この頃から、ハーレーのバイクは独自にカスタムしていくという傾向があったそうです。

1985年から現在までのエンジン

エンジン名
1985年 エボリューション
1999年 ツインカム
2017年 ミルウォーキーエイト

最先端の技術を集約させていき、現在もハーレーのエンジンは進化をし続けています。

小さな小屋から2人でスタートしたハーレーダビッドソンは、戦争や不況を乗り越え、100年以上経った今でも多くのファンに愛されるメーカーとして成長しています。

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