― TITLE ―FXDBとFLSTNとFLTRUを試乗してみました!それぞれ全く異なる特徴があるハーレー!

ハーレー販売店で、試乗会が行なわれておりましたので、今回気になる車種を試乗してみました。
試乗したハーレはこちらです。

ハーレー比較

この3車種を比較してみて、まったく異なるバイクであり、走りも全然違いますので、試乗としてはとても楽しめました。

FXDB(ダイナ ストリートボブ)の勢いある走りに驚き!

ストリートと名前が付くだけに、機敏走ることができるバイクです!
初めて、ダイナシリーズに試乗したのですが、普段乗っているドラッグスターとは別物でした。

FXDB

アクセルを開けると勢い良く、バイクが前に走り出しますので、身体がもってかれます。
普段乗っているバイクの排気量が1100で、今回乗ったバイクが「1584cc」なので、
いつもの間隔でアクセルを開けると、非常に危険です(笑)
それだけ、走りだしや加速もスムーズで、本当にアメリカンなの?と疑ってしまうほど勢い良く走るバイクでした。
これなら、街中で走っていてもストレス無く走れ、291kgある重さを全く感じさせません。

この車種は、6速までギアがあるのですが、街中などでは、2~4速で十分だと感じました。
すぐに、30~40kmまで加速して、4速にする頃には60km辺りまで速度が出ていますので、
高速を走るにはとても、楽に運転できそうな感じがしました。

またがると、170cmの身長で、両つま先が着きますが、かかとは少し浮きますので、
左足を地面に着いて、右足は乗せっぱなしが良さそうです。

ダイナらしい鼓動は感じられず・・・

FXDB

ハーレーの中でもダイナはエンジンの振動が凄いことで有名なのですが、
あの迫力ある振動が無くなっていると思いました。
インジェクションモデルですので、エンジンの横揺れがあまりなく、ダイナらしさが失われているとも思いましたが、ハーレーで走りを楽しみたい方には、すごくオススメな車種だと思います。

FLSTN(ソフテイル デラックス)の安定感は抜群!

個人的に一番気になっていた車種が、ソフテイルデラックスになります。
クラシックタイプが好きなので、シートの横幅も広く、座り心地もとてもよかったです。
またがると170cmの身長で両足が地面にしっかり着きますので、女性にも運転しやすい車体だと思います。

FLSTN

そして、グリップヒーターが付いていますので、冬場の運転には超重宝します。
走っていて、全く寒さを感じませんでした。

そして、排気量が「1689cc」とあり、加速も素晴らしい!
重量が320kgあるのですが、重さに負けない排気量がありますので、加速や走り出しはスムーズです。
FXDBと比べると圧倒的にFXDBの方が加速感はありますが。

ただし、何故かニュートラルに入れるのが非常に難しかったので、コツが必要になりそうです。

走っていて楽しいが、少し物足りない感がある

FLSTN

大排気量車種なので、走りには全く問題はないのですが、
インジェクションモデルということもあり、エンジンの鼓動はほぼ無いに等しかったです。
そして、国産アメリカンに近い走りをしますので、走っていてもちょっと物足りない感がありました。
この車種は、長距離のツーリングには、大活躍すると思いますので、ツーリングをメインとする方にとっては、走りやすく高速も安定感抜群で乗れると思います。
そして、カスタムしていけば、ハーレー独特の三拍子や鼓動を作り出すことは可能だと思います。

FLTRU(ロードグライド ウルトラ)の圧倒的存在感!

この大きさのバイクに憧れており、人生で一度は乗ってみたいと思っていた車種です!
車両重量が407kgと今まで乗っているバイクと比べると、150kg以上ある車体になりますので、
乗れるか不安でした。

FLTRU

しかし、いざまたがってみると、引き起こすのに少し力は入りますが、走りだしたら、なんて乗りやすいバイクなんだ!と感じました。

排気量は、FLSTNと同じ「1689cc」になりますが、重さがあるため非常に安定感があります。
コケたら起こすのに一苦労しそうですが・・・。

メーター周りも豪華で、ナビも着いており、まさにどこにでも行けてしまう、ツーリング専用バイクだと感じました。
スピーカーも付いていますので、走りながら音楽を楽しむことができます。
フロント部分が風防の役割をしますので、風を身体に受けるのを減少してくれますので、冬場でも寒さを軽減できます。
まさに、長距離に特化したバイクです。

取り回しさえ慣れれば、乗っていて楽しいハーレー!

FLTRU

やはり一番の問題点として、取り回しが難しいです。
エンジンを切ると、ただの鉄の塊なので、これを上手に移動させるのが非常に難しいです。
ですので、この車種を選ぶ方は、ある程度体力も必要となりますので、女性で買おうと思っている方は、それなりの覚悟も必要です。
しかし、ハーレーの中でも、最高クラスに位置する車種なので、乗っていれば周りからの注目も凄いと思います。
試乗していても、周りからよく見られます(笑)

3種類のハーレーに乗ってみてのまとめ

個人的な見解にはなりますが、3種類とも非常に楽しめるバイクですので、是非一度試乗してみてください。
大型二輪を持っていれば、誰でも試乗することができ、そして、意外とすんなり乗りこなせますので、まずは跨ってみてください。
ハーレーに何を求めるかで、車種選びが変わってきますので、どんなスタイルで走りたいかをイメージしておくと良いと思います。

FXDB FLSTN FLTRU
街乗りメインでダイナ
タイプが好きな方向け
クラシックタイプが好きで、
ツーリングをメインとしている人向け
長距離ツーリングをメインとし、
周りから注目を集めたい方向け

今回試乗することで、自分の買いたいハーレーのイメージがとても良く分かりました。
当初は、FLSTNを買うと決めていましたが、実際にバイク乗り、体験することで、気持ちが別の車種へとなりました。
結局購入したのは、FLHRになりましたが(笑)

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